北三谷小学校PTA

KITASANYA E.S. Parent-Teacher Association

3年ぶりのミニ北三谷まつり

北三谷小学校の梅の花がきれいに咲きました。3月4日(土)、3年ぶりとなる『ミニ北三谷まつり』が開催されました。

晴れ渡った青空に新しい人工芝の緑と梅の花のピンクがきれいに映えます

当初は1月の開催を予定していましたが、児童の新型コロナ・インフルエンザ感染状況に伴う学校行事日程の変更などを考慮して3月に延期としました。役員一同、天候を心配していましたが、この日は素晴らしい快晴で、初夏を思わせるぐらいの暖かい日となりました。

オープニングアクトは「北三ジュニアバンド」の演奏です。
「残酷な天使のテーゼ」「友よ」「初心LOVE(ウブラブ)」の3曲を演奏していただきました。
メンバーのみんなは、すごく緊張している様子でしたが、とても素晴らしい演奏でした。子供たちからの手拍子でさらに盛り上がりました👏

北三ジュ二アバンドの演奏で盛り上がったあとは、それぞれのブースに自由に遊びに行きます。

まずは、校庭に入ってすぐ「ストラックアウト」です。

マス目に並んだ9つのビーチボールめがけてボール⚾を投げ、12回の挑戦でいくつのビーチボールを打ち抜けるかを競いました。縦・横・斜めいずれか1列打ち抜いたらビンゴ賞としてボードに名前を書いてもらいました。
途中、記入欄がいっぱいになり急きょ新しい用紙を追加し、のべ100名以上の子がビンゴ賞となりました。👏

中にはダブルビンゴや全て打ち抜いた上級者の子もいて、周りから拍手が沸き起こっていました!👏👏

列で待っている子が応援していたり、投げ終えたボールを自分で拾ってくれる子がいたりして、みんなの明るく元気、かつ優しい姿を見てこちらも心が温かくなりました。

続いてそのお隣は、簡単・楽しい・健康にいいフィンランド生まれのスポーツ「モルック」です。
今回は初の試みとして足立区スポーツ推進委員の皆様にご協力をお願いし、モルックのブースでは3名の方にプレーの指導と審判をご担当いただきました。

モルックとは、その名の通り「モルック(棒)」を投げて「スキットル(木製のピン)」を倒して50点ピッタリに得点したら勝ち、という単純なゲーム。今回は北三谷ルールとして30点ピッタリになったら勝利、としました。

1チーム3名の2チーム対戦で順番にモルックを投げてスキットルを倒します。
このとき複数本のスキットルが倒れた場合は「倒れた本数=点数」となります。1本しか倒れなかった場合は「倒れたスキットルに書かれている数字=点数」となります。

スキットルは、倒された場所で再び立てられます。そのため、ゲームが進むにつれてスキットルの立っているエリア広がり、倒すのが難しくなっていきます。最初は思うようにモルックが投げられず、なかなかスキットルに当てられない子供たちでしたが、次第にコツをつかんできました!

たくさん倒して30点に近づいてくるとチームで相談して30点ピッタリになるよう考えます。たくさん倒れたり、狙った数字が倒れると大盛り上がり!!計算をして、あと何点で30点になるか、数字を狙うチームや、倒す本数を狙うチームなどさまざま!

30点を1点でも超えてしまうと、15点まで戻って再開するので、予想以上にスキットルが倒れてしまうと・・・ガッカリ。(´・ω・`)

高学年になるとモルックもよく飛び・・・役員は必死にモルックを追いかけては拾う作業を何度も繰り返し、よい汗をかきました!低学年も足し算引き算をみんなで計算し、楽しんでいました!

何度も参加してくれた子もいて、たくさんの子供たちがモルックに参加してくれました!!

疲れたら人工芝の上でゴロンとひと休み。それも気持ちよさそう😁

奥のサッカーゴールのところでは皆様ご存知の「輪投げ」をやっています。

ポツンと立つ1本の棒に向かい、円形の輪を投げるという実にシンプルな遊びですが、北三谷の子供たちは大層な盛り上がりを見せていました。今回特別ルールとして「サイコロを振り、出た目の分だけ輪を投げることができる」というものにしました。

「わー6だ!よっしゃー!」
「あぁー、1だぁー(´・ω・`)」

と、サイコロの目に一喜一憂し、また輪を投げては命中するなり声を上げながら喜ぶ姿に、見守る大人もつい笑みがこぼれる現場となりました。

「最高記録は何個ですか!?」
「記録更新して見せるぞ!」

と、シンプルな遊びでも目的意識をもって挑む子供たちの姿に、一種の頼もしさを見た気がします。低学年の付き添いとして来ていただいた保護者の方も一緒に子供たちを盛り上げてくださいました。誠にありがとうございました。

 

そして、体育館の中も盛り上がってました。

入って左側は、お祭りの定番「射的」です。まつり開始から、わーっと子供たちが集まってくれて一気に行列に!どの学年の子もきちんとルール説明を聞いてくれました。

子供たちの中には、狙った的に当てるのが難しく何度も何度も並んで挑戦してくれる子、3発連続で的に当てる子、などいろんな子がいましたし、何度も挑戦していた子の上達の早さには驚きました。

また、どの学年の子も最初の説明を守り、譲り合いも出来ていたのが印象的でした。

うまく当てられるかな?

そのお隣はパラスポーツの「ボッチャ」です。こちらでも足立区スポーツ推進委員の皆様にプレー指導と審判員をやっていただきました。

ボッチャは3のボール(赤と青のボールがそれぞれ6個、白のボールが1個)があり、この13個のボールを使います。ここで的となるのが白いボールの「ジャックボール(目標球)」です。

このジャックボールに対し、赤・青チームそれぞれのボールを投げ、ジャックボールに1番近く寄せられたボールを投球したチームが勝ちです。

ルールを知らない子が大半でしたが知ってる子もいました。最近ニュースなどで話題になる事も多い「カーリング」に似た様な感じでした。

まずは、じゃんけんで先攻・後攻を決め、先行が決められた範囲内にジャックボールを投げると試合開始です。

先攻側はジャックボールを投げた後に続けて自チームのカラーボールを投球し、後攻も1球目の投球を行います。以降は、ジャックボールに遠いチーム側が投球を行い、試合を進行して行きます。

投げたボールがジャックボールから遠いチームが次の投球を行うというルールであるため、ジャックボールからの距離が遠い限り、同じ人(チーム)が投げ続けることになります。

赤・青それぞれ6球の投球が終わった時点で得点を計算し、勝敗を決めます。

例えば、最も近いボールが赤だった場合、負けた青のボールのうち最も近かったものを見て、それより内側の赤いボールを数えます。その内側に赤いボールが3個あったら、3得点です。
ゲームが終わったら、コンパスのような道具を使ってジャックボールとカラーボールの距離を測る道具を使って得点の計算をします。1チーム3〜4人の2チームで対戦し、いかに白いボール付近に自チームのカラーボールを投球するかを考える必要があり、頭も使う頭脳スポーツです。

年齢や体格差なども関係なく楽しめるため、低学年のチームが一発逆転して大喜びする場面もありましたし、2回3回と並んで待つ子も多くいました。今回はボッチャは初めての試みでしたが、スポーツ推進委員さんのおかげでルールと楽しさを知ることができました。


最後は校庭を使って「鬼ごっこ大会」です。その中にはピエロや恐竜のエアー着ぐるみを着た鬼がいました。追い掛けられて逃げる子供たちはとても楽しそう(でも全然捕まらなくて鬼はすぐバテバテ😅)でした。

元気いっぱいの子供たちに追いかけ回され、すぐにバテバテになったので
じゃんけんで場をつなぎながら体力回復😅

コロナ以前の北三谷まつりと比べると飲食の屋台やバザーなどもなく、かなり縮小した形にはなりましたが、授業がない土曜日だったにもかかわらずたくさんの子供たちが参加してくれました。ご参加ありがとうございました。
何より天気にも恵まれ、子供たちが広い校庭を目一杯使って楽しく遊んでくれたのがよかったです。

最後まで無事に開催することができましたのも、ご協力いただきました足立区スポーツ推進委員の皆様、先生方、主事さん、保護者の皆様のおかげです。ありがとうございました。

今後も子供たちが楽しく参加できるイベントを企画していきますので、是非ご参加ください。

(本部役員:K.T)